第1回NOWPAPリモートセンシングデータ解析トレーニング実施

第1回NOWPAPリモートセンシングデータ解析トレーニングが長崎大学において実施されました。トレーニングは、ユネスコ西太平洋地域小委員会のNEAR-GOOS(北東アジア地域Global Ocean Observing System)計画との合同で開催され、専門家による講義と、衛星データの解析に関する実践的なセッションで構成されました。海色のリモートセンシングの概要を説明し、特に北西太平洋地域に関連する海色のアプリケーションに重点を置きました。
本トレーニングコースは、北東アジア地域およびNOWPAP地域の海洋科学および沿岸域管理の分野で働く大学院生、専門研究者、地方自治体職員23名が参加し、中国、日本、韓国、ロシア、米国の専門家からなる10名の講師を招聘し実施されました。
参加者は、中国、インド、インドネシア、日本、韓国、ロシア、タイ、ベトナムの8カ国から、コースで得た知識や技術を研修生としてそれぞれの学校や機関に持ち帰ることができる能力があると判断された23名が選ばれ、トレーニングコースに参加しました。